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16.1.2014

Total 911による、ラリー会の偉人であるドイツ人ドライバー
“Walter Röhrl(ワルター・ロール)”のインタビュー


あなたはポルシェのオフィシャルなテストドライバーであり、車両開発にも深く携わっていますが、モデルの開発においてどの部分が一番楽しいですか?

もちろん耐久度テストでは無いよね(笑)、僕はパフォーマンスのテストが一番好きだよ、サーキットや凍った湖上を高速でテストするのが大好きだ。僕の最高な仕事の一日はニュルブルクリンクでのテストの日、あそこは僕の大好きなサーキットだよ。

歴代のポルシェでどのモデルが最も完成されたモデルでしたか?

最も完成されたポルシェはいつも最新の911ターボだね、新しいモデルが登場する度に良くなる。僕は996Turboが世界中で最高のクルマだと昔はいつも言っていたが、それは997が登場するまでであり、そしてそれも991が登場するまでだったよ。

全てのモデルが常にモデルチェンジ前よりも進化している。現在の911は長くなったホイールベースと、広くなったトレッドが、高速域での運転をより楽しくさせていて、ヨーロッパ大陸を横断するには最高のクルマだよ。でもね、僕は公道を走行するには997あまりにも速すぎるといつも感じていたよ。

ところで、もしあなたから最も純粋なドライビングが楽しめるモデルを聞かれたら、僕は964と答えていたかな。

ポルシェは今年のル・マンからレースに復活をしますが、ワークスチームにとってこの復活は困難でしょうか?

僕はこの復活は彼らにとって大変だと思うよ。テストセッションは大変素晴らしかったが、テストは1つの要素だけなんだ。例えば耐久力のテストはこれらのセッションではできない。

ポルティマオ(ポルトガルにあるル・マンの正式テストコース)ではレースカーは120周または500キロを走行できる。だけどル・マンでのレース経験だけが本当にル・マンで何ができるかを証明できるんだ。アウディとトヨタはすでに彼の地で素晴らしい結果をだしているしポルシェにとってこの復活は簡単ではないと思う。

ポルシェのニューモデル、LMP1ハイブリッド(今年のル・マンに参加予定のモデル)に乗る機会はありましたか?

全く無いよ!(笑)。僕はこのクルマに収まるには背が高すぎるね。あのクルマは素晴らしい車だけど、単純に体が入らない。全く新しい世代のテクノロジーが搭載しているけれど、僕はまだ慣れることできないし、僕は自分の今やっている事で十分楽しいよ。

ほかにあなたが楽しみにしているポルシェのニュースはありますか?

それはたくさんあるさ、でも新しいGT3 RSは本当に特別だよ、そして僕はこのモデルの開発に深く関わっているんだ。それから918もデリバリー開始が楽しみな1台だね。

そういえばね、つい先日僕はボクスタースパイダーを購入したんだけど、毎日の運転には最高のクルマだと思うよ。運転する日が今からとても楽しみだよ。

あなたはボクスターとケイマンが911の販売を脅かす日が来ると思いますか?

そう思うね。ケイマンの性能は良すぎるくらいだし、運転すると本当に良いクルマだよ。しかし、911はもう少し車内スペースに余裕がある。単純なことだけど、例えばあなたのジャケットを911のリアシートに置く、そんなことがより快適にしてくれるんだ。

でも本物志向の人は911を選ぶと思う、なぜなら911こそがポルシェが何であるかの結晶だからね。現在は少し異なるかもしれない、でも全てはリアにエンジンを置くデザインがベストのトラクションとハンドリングを可能にするという、昔からの哲学に由来しているからなんだ。だからこそ911は常にフラッグシップモデルなんだ。

どのポルシェワークスドライバーが2014年に大成功すると思いますか?

もちろんマーク・ウェバー(Mark Webber)に成功して欲しい、でも彼の才能をもってしても簡単なことでは無いと思う。まずは彼がチームナンバーワンドライバーであることを証明しなければならないしね。Marc LiebやTimo Bernhardも良いドライバーだよ。彼ら全てのドライバーが良いチームワークで、理解しあうことが必要だと思う。

911が登場してからもう50年以上経つけれど、今後はどのような進化をすると思いますか?

僕は重要なのは軽量化だと思う。新しい素材と新しい構造方法による軽量化こそが、進化におけるメリットだと思う。911はリアエンジンリアドライブプラットフォームにより、どちらかといえばとがった存在のクルマだ。しかしここ何年かで、911は扱いやすく運転しやすいクルマになった。

もし軽量化することができれば、これ以上のパワーは不要になる。そしてブレーキ、ステアリング、燃費、全て同時に改善できる。僕はこれが進むべき道だと思う。

あなたは以前私たちに3.2リッター水平対向6気筒が最高のポルシェエンジンだったと言っていましたがなぜですか?

そうなんだ!このエンジンは最高のオールラウンダーであり、十分に速くそして非常に信頼性が高かいんだ。

40万キロは問題なしで走るし、最高のスポーツカーエンジンだと思わないかい?それからメンテナンスも簡単だし比較的安くすむ。僕はこのエンジンを積んだ2台のクルマを持っているけど、毎日最高だよ!

水平対向6気筒エンジンは911における長期の方向性だと思いますか?

僕はそう願うよ。これはポルシェのブランドと特徴において大きな部分だからね。新しい技術とダウンサイジングでは絶対に同じことは言えないよ。ポルシェは規制にあうように燃費を良くするには新しい技術に調整しなければならない。

しかし、近い将来はこのままだと思う。まだしばらくは変わらないと思うよ。

あなたは自分の964RSに新しいビルシュタインを装着したそうですね。テストドライバーとして新しいレースカーをデザインするプロセスにおいて、サスペンションのセットアップはどのぐらい重要ですか?

僕は大変重要だと考えている。レーストラックにおいて、エンジンの調子を確認するのは比較的簡単なんだ。だからサスペンションのセッティングはその後に良い変化を与えるしかない。他の構成部品である、タイヤ、エアロパーツ、ブレーキの最適化は、サスペンションを含めたシャシーが正しく機能しないとできるわけがない。964RS、この素晴らしいクルマも良い例なんだ。

工場出荷の状態では他のモデルと比べるとトップに立つのは難しい。固いバネと軟らかいダンパーが装着されている。ところが、ビルシュタインのPSS 10キットに交換すると、クルマをもっと運転しやすくすることができる。

僕のクルマをサーキットで運転する時は、減衰力をフロントが6段、リアが9段に設定する。公道を走る時はフロント3段、リア7段で走行する。こんな風にセッティングするとクルマが完璧に走るんだ!もしあなたがポルシェを持っているなら、トライするべきさ!



 



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